「ミシュラン星付きレストランのシェフが手掛けるスイーツ」と聞くと、どうしても身構えてしまうもの。きっと値段も高く、敷居の高い商品なのだろうと想像しがちです。しかし今回ご紹介するバスクチーズケーキは、そんな先入観を良い意味で裏切ってくれる一品でした。
金沢の名店「respiración(レスピラシオン)」が展開するチーズケーキブランド「PiSo(ピソ)」。ミシュラン2つ星という輝かしい実績を持つシェフが、果たしてどのようなチーズケーキを作るのか。実際に取り寄せて、その味わいを確かめてみました。
ミシュラン獲得レストランが手掛けるチーズケーキとしては手頃か
まず箱はモルタルのようなシックで気品のあるデザインです。


サイズは直径12cmで、値段は2700円(プラス送料)です。ミシュラン獲得のレストランが手掛けるチーズケーキとしては、お手頃です。
Pisoを手掛けているレストランの「respiración(レスピラシオン)」はコースが22,000円からの高級レストランです(レスピラシオンの公式サイト)。そんな超高級なレストランが手掛けるチーズケーキが、2700円+送料というのはなかなかお得です。
ミシュランレストランのシェフが手掛けたというチーズケーキは、他にもいくつかありますが、Pisoは中でもリーズナブルです。物価上昇やシェフの賃金問題など、飲食業には様々な問題があるので、安いことを褒めるのは抵抗があるのですが、高価なチーズケーキが一般的になりつつある昨今、この値段で美味しいチーズケーキが食べられるのはありがたいです。
卵の旨味を濃く感じられる
食べた感想ですが、濃厚な様子はまさにバスクチーズケーキといった感じです。



甘さは控えめです。卵の味と、乳製品の味をしっかり感じられるように甘みを調整しているのでしょう。どちらかといえば卵の存在感を強く感じます。おそらく味の濃い卵を使っているのでしょう。やや黄色がかったケーキの色からも、そのように推察します。
食感については、ケーキの中央部分がしっとりでトロトロです。とろける舌ざわりで”口どけ”などと表現したくなるような、質感です。一方でケーキの外側は、ねっとり、もっそりしていて食べごたえがあります。やや粉感はあるものの、風味の豊かさがそれをカバーしています。
このバスクチーズケーキは「しあわせチーズ」という商品名なのですが、その名にまったくの偽りがない、たしかに”しあわせ”を感じるようなチーズケーキでした。

商品詳細

| お店 | PiSO |
| 商品名 | しあわせチーズ |
| サイズ | 直径 約12cm x 高さ 約5cm |
| 値段 | 2,700円、税込、別途送料 |
| 栄養成分 | 1人前6等分78gあたり:エネルギー300kcal、たんぱく質5.9g、脂質24.6g、炭水化物14.5g、食塩相当量0.4g |
| 原材料名 | クリームチーズ(フランス製造)、生クリーム、全卵、グラニュー糖、コーンスターチ(一部に卵・乳成分を含む) |
| 配送状態 | 冷凍 |
| 日持ち | 発送日より要冷凍で20日間 解凍後要冷蔵で5日間 |
| 食べ方 | 冷蔵庫にて9時間ほどゆっくりと解凍 |
| 購入方法 | 公式サイトから |

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